
歯科往診とは、訪問歯科診療のことです。
高齢で寝たきりの介護を受けている方や体の不自由な方など、通院するのが困難な人でも歯の治療が受けられるように、歯医者が自宅や施設などを往診して歯の治療や口腔ケアを行ってもらうことです。
歯医者で行うほとんどすべての治療を、自宅や施設に歯科機材を運びこんで受けることが可能ですし、たとえ入院中の方でも、入院先の主治医の先生と連絡を取り合って往診できます。
寝たきりや体の不自由な方は、どうしても歯の手入れが不十分になりがちですが、口腔ケアをすることで歯が抜けるのを防ぐとともに、美味しく食事がとれるようになりますし、全身の健康維持にも繋がります。
また、入れ歯の調整や再製作も可能なので、寝たきりのお年寄りに大変喜ばれています。
費用は保険診療が中心になるので、医療保険や介護保険が適用になります。
歯科往診を受けるには、まず電話などで予約をする必要があります。
予約する際は症状について出来るだけ具体的に説明しましょう。
技術と経験を得て、歯科を開業するというのはいいことですが、治療だけではなく経営のことも考慮して始めなければいけません。
開業する場合、医療機器などを購入しなければいけませんので高額の費用が必要になります。
また、場所も重要になるので、周りに他の歯科がないかの確認もしておくとよいです。
広告などの情報発信も必要ですが、たいていの場合、患者が来るまでに時間がかかるものです。
開業すること自体は無理ではありませんが、継続していくことが難しいといえます。
そのため、できる限り費用を抑えることです。
しっかりとした治療を行うことは必須ですが、経営していくとなれば集客のことも考慮しなければいけません。
無理して最新鋭の医療機器を入れるのではなく、十分な収入を得てから設備を増やしていけば問題ないです。
ある程度、経済的に余裕をもっておくことです。
歯科を開業したからといって、多くの患者が来るとは限りません。
ある程度続けることで、少しずつ知られるようになっていきます。
2022/4/21 更新