親知らずは、通常は口内でももっとも奥に位置している臼歯で、概ね二十歳ごろと遅くなってから生えてくる歯ですが、場合によってはまったく生えてこないこともあります。
この親知らずは、他の永久歯のようには正常に生えず、上のほうの一部分だけが歯茎から露出したり、横に曲がって生えてきたりすることがあります。
このような場合には、歯磨きが上手にできず、虫歯や歯周病の原因になってしまうことがありますので、はやめに歯科を訪れて抜歯したほうがよいといえます。
歯科ではレントゲン撮影をして歯の状況を確認した後、麻酔をかけて抜歯を行いますが、思いのほか体に負担がかかり、出血が止まらなかったり、腫れや痛みなどのトラブルが生じたりすることがありますので、歯科医師の指導をきちんと受けるとともに、トラブルがあればすぐに相談したほうがよいといえます。
抜歯の場合には、単なる歯科よりも、口腔外科のような科目を掲げているクリニックのほうが安心といえるでしょう。
健康で元気に過ごすには、口腔内が健康であることが必須だといわれていますが、我々日本人は歯医者さんに対して、苦手イメージを持っている方も少なくありません。
大人であっても、痛い、怖いという先入観を抱いている方も多く、口腔内に不具合が生じていても、我慢をしてやり過ごしている方も珍しくありません。
しかし、近年歯科医療は、驚くほど進化しており、無痛治療などを導入しているクリニックも増えているので、患者の抱える負担も少ないのでおすすめです。
とはいうものの、歯科医院はコンビニエンス並みに数が増えており、良いクリニックをしっかりと見極める力がないと、満足できる治療は受けられません。
クリニック選びのポイントとしては、最新医療機器が導入されているか否かをチェックすることで、新しい機器が揃っているクリニックは、その機器を使いこなす高いスキルも持ち合わせているので安心して任せられます。
加えて、カウンセリングを重視しているクリニックも、患者の希望を汲み取ってくれるのでおすすめです。
2022/4/21 更新
